2023SSシーズンよりNEMOの取り扱いを開始しました。日本ではどちらかと言うと海外ブランドのテントは選びにくいイメージがありましたが、汎用性の高いデザインや使い勝手の良いNEMOは、結構日本人好みではないかと思います。かく言う私も初代?タニ1Pを使用しておりますが、防耐水性や防風性、サイズ感まで何ら問題なく、むしろ選んで然るべきブランドになったのではと感じます。アイテムにもよりますが…
HISTORY
暗い嵐の夜に…
NEMOのアイデアはカム・ブレンシンガーがワシントン山の中腹で安っぽい作りのビビィサックの中で5時間も眠れずに過ごした嵐の夜に生まれました。その夜、カムはアドベンチャーを楽しむために考え抜かれたデザインで信頼性と快適性を兼ね備えたギアの可能性を思いつきました。そして翌日、下山してきた彼は、大きな挑戦に取り組むことを決意しました。
RIDS(Rhode Island School of Design)を卒業して3日後、彼はNEMO Equipmentを設立しました。NEMO(New England MOuntain Equipment)という名前は、ニューイングランドのルーツと故郷へのオマージュであり、ジュール・ヴェルヌのSF小説(海底2万マイル)に登場するキャプテン・ニモにちなんだものです。
カムはニューハンプシャー州ナシュアの古い紡績工場を自らの手でリノベーションして仲間のデザイナーやエンジニアと一緒に操業を開始しました。その2年後、NEMOは瞬く間にそのデザインと革新性で数々の賞を受賞するようになりました。NEMOは、2005年のISPO Brand New Awardの最優秀受賞者であり、TIME誌とポピュラー・サイエンス誌ではその年の発明品ベスト100の1つに選ばれました。このように数々の賞を受賞し、その勢いはそれ以来、加速し続けています。
創業以来NEMOの成長は止まることなく歩み続けています。スマートかつ独創的にデザインされたギアは、「全ての人に忘れられないアドベンチャーの実現を可能にする」という信念を積極的に実践し続けています。ミーティングルームに貼られたステッカーは、私たちの理念である "Design Like You Give a Damn(心惹かれるデザイン)"を表現しています。そして私たちは、「既存のものよりも明確により良い体験をユーザーに提供できないものを市場に出すことは絶対にしない」というマントラの精神に従ってそれを実行しています。